凌霄の成長は、自分の功績ではありません。"仲間"のおかげです。
会社の成長に関していえば、この会社の成り立ちという部分に遡るんですけど、まずは今の部長との出会いですね。今の部長とは元々は元請さんとして出会ったのですが、何度か食事をしながら話をする中で、お互いに高めあえる部分をすごく感じたので、「一緒に仕事をやろう」と僕の方から口説いたんですよ。
僕は部長を誘った立場でしたし、従業員にはみんな良くなってもらいたいという想いがありますから、みんなの雇用を守るためにも、会社を大きく成長させて、安定して仕事が確保できる会社にしていきたいと思ったんですよね。とはいえ、最初は事務所もないところから始めましたから、まずはその取っ掛かりとして事務所を作るところから始まりました。それから許可の申請もすぐに行い、きちんと仕事ができる体制を整え、仕事は部長の協力もあって、上手く回っていきました。他の会社さんではあまりないと思うんですが、割と早い段階で会社の名前が入った車を用意もしました。なぜ車を用意したかと言うと、会社の宣伝・アピールのためですかね。会社の看板をつけた車がぐるぐる現場を回っていたことで、「凌霄」も認知されるようになり、それを見た作業員さんたちが「あそこいけば仕事あるよ」といった話もするようになって、スタッフの紹介とかもありながら、次から次へと仲間が増えていきました。それに応じて、受けられる仕事も増えていき、今に繋がります。
やりたいことはあっても、自分ひとりでは限界があります。でも仲間が増えると多くのことが解決されたんですよね。部長が来てくれたことで仕事の幅が広がりましたし、仕事の幅が広がったことで、それを知った人が凌霄に興味を持ってくれて、うちに来てくれたことで、また新しい仕事ができるようになってっていう感じで。自分ができないことってたくさんあるんですよ。それを仲間がカバーしてくれて、そのおかげで会社がどんどん成長していったのかなと思います。